寒さに強い家にしたら良かったとの後悔

愛知県にいたときは注文住宅の戸建てに賃貸で住んでいました。その後、我が家は中古住宅を購入して暮らしています。築年数も既に20年以上経過していることもあり、毎年冬の寒い時期にはもっと家全体が暖かい家だったら良かったのになぁ、とどうもできない現実を悔やんでいる部分もあります。冬には氷点下20度近くなることもある土地柄なので、冬の灯油代もバカになりません。もっと家の断熱がしっかりとしていたら良かったのにな、もっと二重窓で冷気をしっかりと遮断出来たら良かったのにな、等と毎年冬に感じる気持ちです。

また、水の元栓をしっかりと落としていても、一日家を空けただけで、水道管が凍ってしまい、すぐ水が出ないこともありました。この家は余程冷えてるのだと痛感させられる事態です。家中を暖めるのには、ストーブを各部屋で使用して暖めなければならないので、かさむ光熱費のことを考えると、出来ることなら最初にリフォームした時点で、暖かい家造りにも手をかけることが出来ていたならば、今頃もっと暖かで快適だったのかなと、後悔してしまうことです。

昨年の夏にマイホームを買いました

子供が3人になり住んでいたアパートの部屋が手狭になったのと、今春上の子が1年生になるタイミングで学区と町内会を小学校に上がってから移動しなくてすむように小学校に上がる前のタイミングで購入しました。
一番大変だったのは土地探しでした。アパートのあった学区で探していたのですが、学区内の土地は高く、予算内であってもお願いしたいハウスメーカーさんが決まっていたので建築条件がついていて買えなかったりとかなり苦労しました。
少したつと建築条件がない分譲地がでたのですぐに見に行き、契約しました。
我が家は子供が3人いるので愛知県の住宅展示場にあった輸入住宅のモデルハウスのように、2階には主寝室の他に子供部屋3部屋と2階の冷蔵庫、洗面スペース、洗濯物を干すスペースを作ったので思ったより大きな家になってしまい予算もだいぶオーバーしてしまいました。
月々の支払いが想定していたのより多くなってしまい、以前より切り詰めるところは切り詰めたりしなければいけなくなりましたが、アパートより広々とした家で子育てできることの方が心に余裕ができたと思います。

ハウスメーカーは倒産したけど損はしてない

私の家は、当時建てた会社が潰れてしまい、実は今メンテナンスを一切していません。調べてみると、外壁塗装は10~15年に1回必要だとか、シロアリ対策は点検時にしておいた方が良いなどがありますが、それらも放っています。
ですが、実際住んでいて思うのは、注文住宅のメンテナンスってそんなにしょっちゅうお金をかけてする必要はなくないか?ということです。そりゃ大地震が来たら毎回きちんとメンテナンスしている家よりは弱いかもしれませんが、住む上で特に支障が出ていることはありません。逆に、毎回の点検時にメンテナンス費がかさむのを考えるとその心配がないことですっきりしている自分がいます。外壁塗装なんて100万円というところもあるので、10年に一度そんな大金が出ていくと思うと大変だなと感じます。
特に雨漏りもないですし、雨水はきちんと屋根から地面へと落ちていきます。ウッドデッキなどの腐りやすいものは初めから設置しなかったので防腐剤の必要性も感じません。

子供の為、自然にこだわる

私は39歳の男性で会社員をしています。
結婚したのは32歳の時で、結婚から2年目で妻が妊娠しました。

私も妻も大阪出身で、職場も大阪。その時は当然ながら大阪の賃貸マンションで生活していました。子供が出来れば家が手狭になる、その為一戸建てを購入しようと考え、私は子供が伸び伸びと生活出来るよう大阪を離れて奈良に住んではどうかと妻に提案しました。そこはさすが夫婦といった所で、妻も自然の少ない大阪での子育てを不安に感じていたとの事でした。

そうと決まれば早速、奈良県の不動産屋に行き、新築を見て回りました。
大阪よりも不便な部分は多いですが、豊かな自然と落ち着いた雰囲気に惹かれました。

また大阪と比べると同じ金額の家でも奈良の方が広い事も分かりました。
通勤時間は40分増しになるデメリットを我慢し、奈良県の田舎に新築一戸建てマイホームを購入。近所の畑のおじさんから野菜を貰ったり、農道でザリガニ釣りを満喫するなど田舎暮らしに子供も大喜び。自然の環境が子供を大らかに育てている事を実感し、奈良県に住んで本当に良かったと思いました。