日本とスペインの住宅事情の違い

日本とスペインの住宅事情はたくさんの違ったポイントがあります。

まずは、インターホンなどの住宅外部の違いから挙げると、多くのアパートメントは日本のようなテレビインターホンは付いていないのが一般的です。入り口にそれぞれの家のインターホンを押し、居住者が応答すると開錠されます。そして、日本のマンションでは設置が多い宅配ボックスも設置されていません。宅配便が届けられた時に不在だった場合は、不在票が入れられて、後日自身で郵便局まで受け取りに行かなければなりません。

住宅内部の違いも沢山あります。欧米では一般的ですが、スペインも室内も土足で生活します。長く住めば慣れますが、日本人は床の汚れに敏感なので、どうしても床の土などが気になります。土足生活なので、日本では掃除機での掃除が一般的ですが、スペインは基本的にモップでの水拭きをします。

お風呂はバスタブがなくシャワールームだけの家も多いです。水圧は、日本の新築一戸建ての注文住宅と比べると弱いところがほとんどです。

キッチンは、シンクが2つあることが多いです。食器を溜めておく用と水洗い用で分けて使うことが出来て便利です。